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一 般 歯 科 |


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一般歯科は、虫歯、歯周病の治療などの幅広い内容に対応します。 治療後は、健康な状態を維持していただくために、定期的な検診をおすすめします。 |
歯を失うふたつの原因 |
歯を失う原因の大半は「虫歯」と「歯周病」です。 |
虫歯 |
虫歯によって歯がぼろぼろになり、やむを得ず抜いてしまう場合。 |
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歯周病 |
歯を支えている組織がおかされる病気。 放っておくと歯がぐらぐらになって、やむを得ず抜歯するか、 又は、自然に抜け落ちてしまう場合。 |
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若い頃は虫歯で歯を失うケースが多いですが、40歳代以降は歯周病で 失うケースが、増えています。 |

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これらはいずれも歯の表面につくプラーク(歯垢)の中の細菌によって起こります。 虫歯や歯周病を防ぐには、ていねいな歯みがきと歯科医院での プロフェッショナルケアが大切です。 |

虫歯の原因 |
虫歯は虫歯菌が、私たちが食べた食べ物を分解して出す酸によって歯を溶かして しまう病気です。 |

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食べ物の残りカスの中にある糖分を虫歯菌が分解し、 ネバネバ成分を出します。 |

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ネバネバ成分を足がかりに他の細菌も歯にくっついていきます。 [これがプラーク(歯垢)] |

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プラークの中の虫歯菌が酸を生産し、この酸が歯を溶かします。 |

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虫歯菌は糖分が大好き。食事や間食はダラダラ食べずに時間を決めて 摂りましょう。虫歯菌が多いと虫歯になりやすいので、ていねいな歯磨きで 歯の表面から菌を取り除きましょう。 |

虫歯になりやすい人 |
世の中には虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。 虫歯になりやすい人となりにくい人とでは、予防方法が違いますので、 自分がどのタイプなのかを知って予防することが大切です。 |

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虫歯のなりやすさを左右する要因 <1>虫歯菌の量 <2>唾液の量 <3>唾液の質 <4>歯の質 <5>食習慣 <6>歯並び <7>年齢 |

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最近では、虫歯のなりやすさを歯科医院で検査することができます。 唾液を採取して検査すると、虫歯菌の量や唾液の質が分かります。 あなたに合った虫歯対策を立てやすくなりますので、興味のある方は 当院へご相談ください。 |

歯周病の自己チェック |
□歯を磨く時やリンゴをかじると血が出る。 □朝起きた時、口が粘ったり、妙な味がする。 □歯茎が腫れてブヨブヨになる。 □歯茎を指で押すと血ウミが出る。 □歯がうき、硬いものが噛めない。 □歯茎からウミが流れ出る。 □まわりから口臭がひどいといわれる。 |

歯周病とは? |
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歯周病は、歯を支えている周りの組織(歯肉、 歯根膜、歯槽骨)が歯周病菌によって破壊されて いく感染症で、治療をせずに放っておくと歯が揺れて噛めなくなり、最後には抜けてしまうこともある怖い病気です。30歳以上の多くの方々がかかっており、歯を失う原因の約半数が歯周病と言われています。 |

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歯肉(歯茎)と歯の間にはポケットという1mmくらいの隙間があります。 歯磨きを怠るとこのポケットにプラークが溜まります。 溜まったプラークが歯石をつくり、隙間を押し上げていきます。 これを積み重ねることで、歯肉が炎症を起こします。 歯肉の炎症を放置しておくと症状はますます悪化していきます。
歯周病は虫歯と違い、痛みなどの自覚症状が出にくく、 気付かずに歯科医院に行かないうちに手遅れになってしまうことも少なくありません。 |

バイオフィルム |
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歯周病はバイオフィルムによる感染症だった |
歯周病の原因であるプラーク(歯垢)も、多種の細菌同士が寄り集まってスクラムを 組んだ魂であるバイオフィルムの一種としてとらえられるようになってきました。 さらに、プラークがバイオフィルムの構造で存在しているために、薬剤の効果が十分に 発揮されないことも解明されてきました。 |
バイオフィルム感染症への対策 |
強固に付着したバイオフィルムを除去するためには、ホームケアだけでは難しく、 それらを排除するためには専門家による清掃(PMTC)が最も有効であると 言われています。 |
バイオフィルムができやすい人 |
・ブラッシングが上手にできない人 ・歯並びが悪く、角度的に歯ブラシが上手く当たらない人 ・歯周ポケットが深い人 ・矯正治療中の人 ・修復物の多い人 |
虫歯・歯周病を予防するには… |
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なんといっても口の中の清潔を保つ事です。 正しい歯磨きを毎日行いましょう。 |

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しかし、歯ブラシだけでは、歯と歯の汚れを完璧に取り除くことが 非常に困難です。歯間ブラシやデンタルフロスなどを使うのが 効果的です。 |
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定期的に歯科検診を受けることも予防の大切な手段の 一つです。普段のブラッシングでは取れない歯の汚れや、 歯石を取り、口の中の健康をチェックします。 その他にも虫歯の予防法として、フッ素を使用して歯質を 強化する方法もあります。 また、食習慣や生活習慣も重要です。 |
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歯科定期健診 |
口の中は、自分ではなかなか見づらい所です。 鏡で見ても見えている所はごくわずかで、ほとんどが見えません。 また、見えたとしても初期の虫歯などを見つけ出すのは難しいでしょう。 こうしたことから、自己チェックには限界がありますので、 歯科医院で定期的に検診を受けましょう。 |

定期健診ですること |
【1】虫歯や歯周病が無いかを検査・治療 【2】歯のクリーニング(歯石やプラークの除去) 【3】歯磨きで不十分な所を指摘し、ブラッシング指導を行う 【4】フッ素塗布による虫歯予防に関する相談等 |
定期健診を受ける時期 |
定期健診を受ける時期は、一般的に決まってはいませんが、 大人で年1〜2回位、子供で年2〜3回受けるのが理想です。 |
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歯の応急処置 |
スポーツや、転んだときなどに歯が折れてしまった場合は、折れた歯の汚れを 軽く水で流し、口の中に入れてください。くれぐれも飲み込まないように。 そのあとは、牛乳につけておき、すぐに来院してください。 |




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